ユーザビリティに限界はあるのか?
先日開発とQAでこんな会話があった。
QA「この機能だと今のUIだと使いにくいから、ひとつ画面を追加した方がいい。」
開発「クライアントからはこれで合意をとっている、オーバースペックだ。そんな時間もない。」
確かに両方の言い分はわかる。どちらも間違いではない。
自分もQAなので、お客さんが使いやすい製品にしたいのは間違いない。
ただ、お客さんに直接提案すればきっと要求は膨らむばかりだろうし、こちらからの線引きも分からない。
ちょっと比較してみた。
- UIを追加した場合どうなるだろうか
- お客さんからの印象が良くなるだけで何も起こらない
- 本当によければ次の仕事も取りやすい(希望)
- 便利すぎて、別の不便な部分が霞んで見える(希望)
- 工数がかかる
- UIを追加しない場合どうなるだろうか
- 要求がないのでなにも起こらない
- 後でほしいといわれ、他のプロジェクトに影響する
- いつかクライアントがトラブルを起こしてなぜか怒られる
- 工数がかからない
工数が取れればやった方がよさそうだが、取れない場合は他のプロジェクトと天秤にかけるしかない。
Q:何で比較するのか。
A:それはコストメリットだろう。
Q:この場合のコストメリットとは何か?定量的に計測できるか。
A:次の仕事につなげられる要素にできそうだが、定量的な計測は難しそう。
Q:逆にトラブルが発生して、損失が発生することはないか。
A:契約書レベルの合意があれば問題ないだろう。
次のプロジェクトに大きなお金が発生するならこの部分はやらないだろう。そして社内から微妙な機能だとか言われちゃったりするんだろうな。。。
ちょっと要件定義とユーザビリティについて勉強してみますかね。