コンプレッサーを使う前にレベルをそろえる
前のエントリにMIXを良くする為の施策を書いたので、その紹介。
前のエントリ
MIX劇的ビフォーアフター
http://d.hatena.ne.jp/durarumin/20140207#1391764507
巷の本やwebの情報では、レベルをそろえるにはとりあえずコンプレッサーを使え!って良く書いてあった。けど今回苦労したように、レベルに差がありすぎると、それが上手くいかないという事に気付いた。正確に言うと、音質をあまり変えずにレベルをそろえるというのは、コンプレッサーでは上手くいかない。(いいヤツはそうでもないのかな?)
もともとレベルをそろえるのは、再生しながらフェーダーを操作しつつ―という前提があるとかないとか。
で、実際レベルを描いたのがコチラ。
上の緑のトラックが今回のボーカルデータで、下の紫のトラックがそれを反映させたもの。(ステレオからモノラルに変えてある)
ただ、レベルが変わるので、演奏表現が変わってしまうのは注意したい。
上記の例だと、これはVocaloid Editorからエクスポートしたデータで、修正したのは主に不自然な発音や「つ」や「し」の耳障りな音をいじってある。また、レベルを下げるだけじゃなく、小さい音をあげたりもしてる。今回編集した後できづいたけど、Vocaloid Editorからエクスポートした直後って、結構いじらないとダメだった。
簡単な方法だけど、かなり有効なのでMIXでレベル差に悩んでいる人は是非試してみて!